サクラサク(地味っ子②)
「あかり・・・NY帰ったほうがいいよ!
海斗さんだって、いつまでも一人じゃねぇ・・・
けいちゃんも、仕事しないと・・・」
夕方にあかりとバトンタッチするために
病室に来た圭介
「何馬鹿なこと言ってんだか・・・」
「ほんとうだ!さくちゃんは、自分の心配しろ」
いつも、申し訳なさそうな、桜
「あー朗報だ!明日は、俺は来ない・・・」
困惑気味に
「えっ・・・・」
バカだなぁ不安なくせに・・・・
「クス、そんな顔するな!蓮が休みだから泊まるって・・・」
恥ずかしそうにしている桜
「よかったわねー桜」
ニヤニヤしながら話を合わすあかり
「じゃー下まで、あかりちゃん送ってくるから・・・
さくちゃんは寝てなさい!OK?」
桜はかろうじて動く首を刻々と動かす