サクラサク(地味っ子②)
4年前
ホテルで話をしたが、時間をおいてもう一度桜と話をしようとしていた
そこへ、雑誌を手に松平に怒鳴り込んできたのは
後援会の幹部
松平でも、桜との付き合いを知っていたので
最後まで抵抗した
しかし、歌舞伎の世界で昔からの贔屓筋である後援会の力は大きい
加えて、最近の蓮の行動は目に余る 結婚させて落ち着かせる
これが唯一の方法だと言い切られてしまえば
何も言えなかった
それでも、蓮は結婚するなら桜とすると言い張った
自体の収集を図るため、松平家と一条家、桜で話
桜はいなくなった
桜がいなくなり、何かが終わった蓮が、妻を愛することも
見ることもなかった ただ、ひたすら仕事をした
結婚し、松平家から出ていたが、家には全く帰らなかった
そして・・・・彼女・・理恵も家に帰らづ遊び続けた
そんな生活を3年・・・・・
ある日、1ヶ月ぶりに帰った家で連が見たもの
ありえない額の督促状
パッと見ただけでも、もう払える額ではない
弁護士を呼び、その督促状以外の借金も探させた
理恵は、闇金融からも借りていて 蓮の手には負えなかった