サクラサク(地味っ子②)
一度帰り、幼馴染に連絡し7時に居酒屋で待ち合わせをした
そして、
ピーンポーン
はーい
一条の桜です
インターフォンの前で、息が止まるのが分かった
そして
バタバタバタ ガラッ
ガバ
涙を流しながら抱きつくおばさん
なんだか、老けたきがする
たった4年で
「さくちゃん・・・・グスッ・・・おかえりなさい」
「ただいま・・・おばちゃん」
微笑しながら答えると、涙を流し続けるおばちゃん
4年ぶりに通された家の中は・・・・全然違うものになっていた
たくさんあった骨董・・・・売り払ったのだろう
お弟子さんはどうしたのだろう?
「家の中変わったでしょ・・・聞いてるわよね・・・
お弟子さんも、今は分家とかに預かってもらっているの・・・
本家が出入り禁止じゃ仕方ないから・・・」
苦笑しながら話す、おばちゃん
通されたリビングで、おばちゃんと遅れてきたおじちゃんに
深々と誤ってくれた
4年前、蓮から離れて欲しいと
話をしたのは、松平家だったのだ