サクラサク(地味っ子②)
進むべき道
蓮は毎日海を見ていた
そして、海を見る両親を
彼らは、決して海を甘やかさない
愛情があるからこそ、見守っている
できないことが多い海
全部変わって大人がしてやることはできる
それでは、彼は一人で自立できない
思った通りにできなくて、癇癪を起こす海
それでも、今気づよく もう一度頑張ろうと呼びかける両親
できなかったことが出来た時の嬉しそうな恥ずかしそうな海
自分が出来たかのように褒め称える両親
見守り、本当にダメなときだけ 手を差し伸べる両親
その姿は、自分を見守り最後に手を差し伸べてくれた彼らと似ていた
彼らの手を払い除けたのは自分だ
もう一度、彼らと話がしたい
自分を見守ってくれる・・・・幼馴染と