サクラサク(地味っ子②)
4年間の思いを、ぶつけ合うように
桜と蓮は抱き寄せ合った
予約していたディナーもそこそこに、二人はホテルにいた
海斗が予約してくれた最上階のスイートも、
二人には目に入らない
お互いを求め合うキス
「・・・れん・・・もう・・」
喘ぎながら桜が
「・・・まだだ・・・桜を・・もっと感じさせて・・」
甘えた声の蓮
ベットの上には、飢えたオスとメスがいるだけ
何度も絶頂を迎える桜
快感に泣き叫ぶ桜
それでも、もっと欲しい・・・お互いに離れられず
まぶたを落としたとき、外はわずかに白闇になっていた
昼前にチェックアウトした二人は
あの暖かい家族の家に戻っていった
そこで・・・・・
「「けいちゃん!!!」」