サクラサク(地味っ子②)

「よ!お二人さん!愛は育まれましたか?」(けい)

ニヒルに笑うけいちゃんが、玄関で迎えてくれた

「「・・・・」」

「いやー結構結構!蓮、ヘタレは卒業できたみたいだなぁ?」(けい)

「・・・さくのおかげって!!けいちゃん?なんで?ロスじゃ?」(蓮)

「あら?言ってなかった?けいちゃんも我が家のクリスマスパーティー

に、海が招待したのよ!!それと、部屋が足りないから桜の荷物・・・

移動しちゃった!!お二人でルームシェアよろしくね!!」(あかり)

「・・・っえーーあかりしちゃったって・・・よろしくって・・・

部屋なんか「あかりさんありがとう。さく二人でよろしく!!」」(桜&蓮)

「さっ忙しいから桜手伝ってね」(あかり)

「その前に話があるんだけど・・・」(蓮)

「・・・分かった。けいちゃん、悪いけど海斗呼んできてくれる?」(あかり)

「オッケー」(けい)

「じゃー荷物置いて、リビングで待ってるから!!」(あかり)

荷物を置きに行くと、本当に桜の荷物は移動されていた

あかりの、行動力に天を仰いだ桜

「じゃー26日帰国でいいんだよな」(蓮)

「・・っえ?ごめん。聞いてなかった」(桜)

「・・・あかりさんの行動力に驚いたのはわかるけど・・・

俺は嬉しいよ・・チュ・・こんなこともできるし・・

じゃなくて、26日帰国でいいんだよなって聞いたんだけど!」(蓮)

「・・・・26日でいいわ・・・でも、さすがにここで襲わないでね」(桜)

恥ずかしがる桜に、苦笑する蓮
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