サクラサク(地味っ子②)

楽しいイブを過ごし

25日

あかりと桜はマンハッタンから有名店が立ち並ぶ5番街へ

「お土産選びたのしいーーー!!」

「ほんと!!私なんか自分のも買っちゃった!!」

「桜それは、当然でしょ!!」

昔は、買い物とかそんなに楽しいと思わなかったのになぁ

そういえば、10年前のパーティーの時なんか

ママとはーちゃんの、勢いでうんざりしたなぁ

「・・・ふふ・・」

「何?桜思い出し笑いは・・・エロいわよ・・」

「・・エロいって・・・違うの・・・」

昔のドレス選びのことを話すと、あかりも何故か納得

「実は、私もウェディングドレスの時・・・後ろの人とか

親とかうるさくて、決まらなくて・・・3ヶ月前から選び出して

やっと決まったのが・・・なんと1ヶ月前・・・それも

やっぱり既製品ジャー納得いかないとか・・・後ろの人が言って

オーダーよ!!あの時はうんざりしたは・・・」

そっと後ろを見ると、本日の荷物持ち兼ドライバーは

長い買い物と、荷物の多さに、辟易している様子だ

今日は、お留守番の3人はある意味ラッキーだったのだ

「プッ意地悪しないで、そろそろ帰りましょ」

「そうね。今日はディナーは外だし、帰って休憩しましょう」

あかりの発言に、ホッとした様子の海斗

二人で爆笑しながら車へと移動した
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