サクラサク(地味っ子②)

「ただいまー」

バタバタバタ

バタバタバタ

「「蓮!!」」

おじちゃんとおばちゃん・・・・目が点に・・・

私を見て

「「さくちゃん」」

「ただいま!おじちゃん、おばちゃん!」

涙するおばちゃんの肩を抱き寄せるおじちゃん

すぐに通されたのは、座敷

おばちゃんに呼ばれ、おじいちゃんとおばあちゃんも

「今までの、親不孝申し訳ありませんでした

これからは、芸に一心に邁進していきます

ご指導よろしくお願いします」

正座し、畳に手をつき、謝る蓮

続く沈黙・・・・

「馬鹿れたれが・・・・・明日から、挨拶回りに行くぞ」

おじいちゃんの言葉で、許しが出た

それから、私は、おばちゃんとおばあちゃんに

リビングで、お土産を渡し、蓮は永遠二人に怒られていた

今日はお祝いに、夕飯をっと誘われ・・・・

夢の中だった、けいちゃんの布団をはぎ、無理やり引っ張って

松平家の夕飯に二人で、参加した


けいちゃんの恋人とやらには、ならずに済んだ
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