サクラサク(地味っ子②)
「ごめーん。遅れました・・・」
「「「「「遅い」」」」」
あのあと、けいちゃんをつかまえ、大掃除をしていると
時間の感覚がなくなり、一番暇な桜が遅刻していた
「なんだか、もういいところは、終わったのかしら?」(桜)
「桜、待ち!!ってか、段取り狂うだろうが!!」(蓮)
「ごめんごめん」(桜)
「でっ、元気になったのは、さっき聞いたけど・・・」(さゆり)
「みんなには、本当に心配かけました。いろいろあったけど
もう一度舞台頑張っていくことになり、今日からじーさんたちと
挨拶回り始めました。また、末永く見守ってください」(蓮)
「どーする?」(夢)
「さー?」(さゆり)
「こないだまで、しゃべりもしなかったのに、今日は饒舌だなぁ」(靖典)
「俺なんか部屋にすら入れてもらえなかったのに・・・」(京)
「・・・・・・・」(蓮)
「クス、もういいんじゃない?蓮も帰ってきたんだから・・・
みんなの所に!!」(桜)
「もー桜!!甘いんだから!!」(さゆり)
「ほんと!!俺らの打ち合わせ台無し!!」(京)
「連絡しなかった、桜も同罪よ!!」(夢)
「きゃーこわいよーやすのりー助けて」(桜)
「クス、もうこれくらいにしときますか?」(靖典)
「ってか!なんで助けるのが靖典なわけ?」(蓮)
「・・・・・」(桜)
「「「「・・・・・」」」」
「アッと、もう一つ報告。俺らやり直すことになりました!!」(蓮)
「「「「えーーーーーーーーーきいてないーーーー」」」」
「今、言いました」(桜)