サクラサク(地味っ子②)

「「「「「「「いらっしゃい」」」」」」

三人の目が点

「もーそんなにいっぱいで迎えたらびっくりするでしょ!!」

怒る私に、苦笑するけいちゃん、呆れ顔の蓮

一条家、松平家総出で、玄関先でお出迎え

「さくちゃん、あけましておめでとう。はっぴーにゅーいやー。」

ニコニコ顔の海

「・・・あっ、遅れまして、綾瀬海斗です。こちらは、妻のあかりです

そして、この子が海です

しばらく宜しくお願いします」

パパが挨拶しようとするので静止

「パパ寒いから先入りましょう」

そうだなぁっと笑いながら、全員入って

荷物をこーちゃんにおねがいして

「海、ここのスロープ大丈夫か?」

けいちゃんが・・・なんだか不安そう

ガコ ブイーン

「だいじょうぶ!」

よかった

「家の中はどうするの?」

「あっあかり・・・おめでとう・・・一応、車椅子のタイヤ玄関で拭いて

家の中は、多分大丈夫・・・無駄に広いから・・・」

「おめでとう。本当に、こんな大きいの、綾瀬でも・・・

それに・・・勢ぞろいすると・・・ねぇ」

問いかけられた海斗も、

「あーすごい迫力だ!!」
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