大切なもの
ドアを開けたらなんと、
シーン…
もう半数以上人がいるにもかかわらずシーンとした空気。
私と渚は小学校6年の時のクラスは違ったけど、お互い学級崩壊寸前の常にうるさいクラスであったため、こんな空気に少し戸惑った。
私と渚は目で会話をし、お互いの席についた。
立ち歩いて話せるような空気ではなかったから。
私はその時、
(何このクラス~~???こんなつまらなそうなクラスで1年間過ごさなきゃいけないの~~??私耐えられるかな!?)
という不安だけが頭を駆け巡った。
私の前の席は吉岡京介(よしおかきょうすけ)という男子で、
同じ小学校出身で、クラスは一緒になったことがないけれど、
ただ、席が前後という理由だけで、いっぱい話した。
もちろんこそこそっと。そんな普通の声で話せるような空気じゃなかったから。
…京介と話してたら見覚えのある人が京介の隣に座った。
「…!!」
私は思わず、目の色を変えてしまった。
シーン…
もう半数以上人がいるにもかかわらずシーンとした空気。
私と渚は小学校6年の時のクラスは違ったけど、お互い学級崩壊寸前の常にうるさいクラスであったため、こんな空気に少し戸惑った。
私と渚は目で会話をし、お互いの席についた。
立ち歩いて話せるような空気ではなかったから。
私はその時、
(何このクラス~~???こんなつまらなそうなクラスで1年間過ごさなきゃいけないの~~??私耐えられるかな!?)
という不安だけが頭を駆け巡った。
私の前の席は吉岡京介(よしおかきょうすけ)という男子で、
同じ小学校出身で、クラスは一緒になったことがないけれど、
ただ、席が前後という理由だけで、いっぱい話した。
もちろんこそこそっと。そんな普通の声で話せるような空気じゃなかったから。
…京介と話してたら見覚えのある人が京介の隣に座った。
「…!!」
私は思わず、目の色を変えてしまった。