大切なもの
「明日から荷物の管理は後ろのロッカーを使ってください~」


ただ学級担任が黙々と話し続けるだけ。








私はどうしてもそれが嫌で、クラスのかっこいい人見つけ(笑)を始めた。


斜め右を見ると、おっ、いるじゃん~。


名前は藤沢類(ふじさわるい)。うわ~!顔かっこいいな。


一文字違ったら花○類なのにな~。とかいう勝手な妄想を。


いいな~、明日話しかけようかなあ~♪














…担任のちょっと長めな話が終わり、帰りの挨拶をした後、すぐ私は渚の元に駆けつけた。


「ねえ渚、藤沢類ってゆう人かっこよくない??」

「ゆきそういう偵察は早いね」

「それはこれからの生活に関わっているから」

「うーん…よくわかんなかったから明日見るね♪」





その日は、渚と友達出来た?とかいう会話をしながら教室を出て、


私はそのまま親と一緒に家へ帰った。





…帰宅した後、小学校6年の頃学級崩壊をしてて、同じクラスの心友だった、千穂、里愛、実桜に


「本当4組シーンとしててつまらんよ!!!!あー6年の頃に戻りたい!!!」


とたくさん愚痴ったのは言うまでもない話。
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