告白<エピソード>
すると真弘先輩は
両手で私の頬をはさむ

真弘先輩の手が冷たくて
私はビクッと震える

「やっぱりお前も冷たいな」

真弘先輩はニカッと笑って
私の手を取りコートのポケットへ入れる

「こ、この方が・・・あ、温かいだろ!」

「・・・・・・はい。温かいです」

私はニコリと笑顔を作る

本当に・・・温かい

先輩の手から伝わる温もりで・・・

なんだか幸せ・・・

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