君色
そのあとすぐにいつもの拓斗先輩に戻った。
イルカショーやラッコ、ペンギンのえさやりなど…
楽しく1日を過ごした。
最後にお土産屋さんのところにみんなで行った。
「可愛いぃ!」
可愛らしいぬいぐるみやネックレス、ストラップ。
お土産屋さんも一通り見終わって帰ろう!って話になった。
「千彩希…楽しかった?」
拓斗先輩が急にそんなことを聞いてきた。
「はい!とっても!!!」
私は笑顔で返した。
「そっか…良かった……目つぶって?」
私は言われるがままに目をつむった。
まさかっ!!キスっっっ?