君色
嵐の予感
付き合いはじめた先輩と私。
もう初デートから1ヶ月になろうとしていた。
大抵昼休みや放課後は
先輩と2人か冬李先輩、明先輩との4人で過ごす。
毎日が充実していた。
いつものように
学校にいって教室に入った。
私の机に何かが書いてあった。
『ブスがでしゃばってんじゃねーよ!!別れろ!』
「な…に……これ?」
先輩は元から人気のある先輩だった…でもこんな…!
私は教室を抜け出し屋上へ向かった。
先輩はいつも授業をさぼって屋上にいる。
先輩に会いたくて会いたくて仕方なかった。
拓斗先輩っ!__________