.゚+。・ X'mas kiss ・。+゚.
「ん?あれ……何か書いてある」
「あぁ、俺がそいつに頼んで彫ってもらった」
あたしはその言葉に嬉しくなって、そのメッセージを読む。
「Everlasting love…?」
「あぁ、意味分かるか?」
「うーん……えっと、」
英語がそんなに得意ではないあたし。
そんなあたしに慎也がクスクスと笑い出す。
「汐莉でも分からないことはあるんだな」
「あ、当たり前でしょ!英語は前から得意じゃないの」
あたしがむくれていると、慎也が後ろからそっとあたしを抱き締めてきた。
「意味……教えてやろうか」
「うん……教えて?」
甘えると、慎也は嬉しそうにあたしの頬にキスをした。