.゚+。・ X'mas kiss ・。+゚.
――…
静まり返る部屋。
外は雪で真っ白になっていた。
「都心でこんなに降るなんて、珍しいな」
「うん……でも、なんか凄く綺麗」
行為を終えた後、あたしをベッドまで連れてきてくれた彼。
寝室から見る雪景色も最高だった。
「汐莉、腹減らないか?飯食うか」
「そうね、そうしましょ」
あたしはベッドから起き上がり、さっき脱がされたニットや下着を身に付ける。
「汐莉、おいで」
「えっ?」
グイッと腕を引かれ、窓辺に立つ彼の胸に抱き込まれる。