.゚+。・ X'mas kiss ・。+゚.
「汐莉は俺の女だよな」
「当たり前でしょ。どうしたの…?」
いきなりそんなことを聞く彼に、そう聞き返す。
「いや…こんなにいい女が俺の女なんて、信じられなくてな」
「し、ん…」
「これから先も、ずっと一緒にいてくれ」
耳元でそう囁かれて、顔に熱がこもる。
慎也、本当にあたしのことを大事にしてくれてるんだ……。
「好き。大好き、慎也……」
「素直だな、汐莉」
慎也はあたしの頬を包み、熱く見つめてきた。