続☆恋×彼氏×元カレ☆
俺はそれをリビングの椅子に座って見ていた。
母さんと楽しそうに料理をつくってんなぁ。
愛梨料理好きだもんな。
改めて感じさせられた。
お嫁さんになったら、いい良妻だろうな。
なんて。
俺の奥さんになってくれることが俺の夢だけど。
なんて、心のなかで思っていた。
「あ、愛梨ちゃん食器とってくれる?」
「はぁい!」
愛梨は食器棚に手をかけた。
愛梨は食器を取ろうとしてるが、とどかない様子。
一生懸命背伸びをしている。
ガタッ
椅子をたち、愛梨のところに向かった。
「ほらっ」
愛梨の後ろから手をだし、食器を愛梨に渡した。
「あ、ありがと!」
愛梨は微笑んだ。
「あらあらっ。普段やってくれないのに愛梨ちゃんのためならやるのね!」
母さんがいった。
その言葉に愛梨は顔を赤く染める。
可愛い…。
「じゃあここは愛梨ちゃんに任せようかしら。私はお洗濯してくるわね。」
「あ、はい!」
母さんは愛梨に任せ、洗濯をしに行ってしまった。
「愛梨、俺も手伝うよ!」
制服のワイシャツの袖をめくって、愛梨に近寄った。