続☆恋×彼氏×元カレ☆


「えっ。悠希が…?」


愛梨は驚いて言ってきた。


「うん」


「うん。ありがと。じゃあそれを…」


愛梨の指示を受けながら、俺も料理を手伝い始めた。


それを母さんは遠くで微笑ましく見ていたみたい。


「あっ悠希!」


「いいじゃん!」




案外料理も楽しいかも…?

でも多分愛梨とだから。


今日、料理の楽しさを初めて知った。






徐々に部活の選抜メンバーにも慣れてきて、楽しくなってきた。



試合は間近に迫ってきた。



『明日試合だね!』


「あぁ。」


『お弁当つくって応援いくね!』


「まじ?」


『うん♪』


「楽しみに待ってるわ!」


『うん♪頑張ってね!』



愛梨が明日、サッカーの試合の応援に来る。
しかもお弁当を持って。

楽しみ以外にあるか?
楽しみだな。


愛梨が見てる。
試合に負けるわけにはいかない。

相手チームはまだ聞かされていない。


本当は発表されているが、顧問が当日じゃないと教えてくれないんだ。


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