続☆恋×彼氏×元カレ☆
ピーンポーン
「あ、きた!いってきまぁ~す!」
「行ってらっしゃい!」
ママに送り出され、家を出た。
「悠希、お待たせ!」
「おぅ……」
悠希の言葉が止まった。
「悠希…?」
どうしたのかな?
「愛梨…可愛い!」
悠希が照れながら言ってきた。
「えっ?」
悠希が赤くなったから、
つられて私も赤くなる。
「あ…ありがと!」
微笑んだ。
「うん。なんかいつもと違うな!」
悠希が気づいてくれた。
「うん!髪と着付けはママがやってくれて、ちょっとメイクしてみた♪」
悠希がじっと見てくる。
「ほんとだ…。愛梨あんまりメイクしないよな?」
「う…うん。悠希…そんな見られると…///」
私は恥ずかしくてうつ向いた。
「あっ。ごめん///」
悠希も赤くなった。
「ふふっ♪悠希もかっこいいよ!」
悠希は浴衣ではなく、甚平を着ている。
「ははっ。サンキュー!」
「行こっか!」
「そうだな!」
悠希と手を握り、歩き出した。
行く途中で、ゲームセンターにより、プリクラをとった。
浴衣と甚平の、私が憧れていた。