恋とくまとばんそうこう
【私のどこを好きなんだろう】

※帰り道の澄香さんと滝井さん

「あの…」

「ん?」

「あのね…?」

「どした?」

(この前私も聞かれたし、いいかなぁ。)

「えっと、…あの、…わ、私のどこをその…気に入ってくれたの、かな?って…」(赤面)

「…!…んーー、そうだなぁ。
(そういえばなんでだろう?いや、慌てたり照れたり恥ずかしがりやなのに時々素直な事平気で言っちゃうとことかめちゃくちゃ可愛いと思うけど、んー、なんで好きになったのかなぁ。きっかけってなんだっけなぁ。俺だいぶ振り回されたしなぁ。…いやぁ、本当振り回されたよなぁ、俺。)んー…魔性なところ?」

「……っ?!?!」

(ま、まま魔性…っ?!)




【私のどこを好きなんだろう2】

※教室にて

澄「…って言われたんだけど、どういう事だと思う…?」

胡「ブハハッ!」

澄「わっ…笑い事じゃなくて…っ!」

胡「…ふっ、そうねーー。(ブブフッ)魔性ってことは、…アレじゃない?澄香に性的興奮を覚えるってことなんじゃない?(ブフッ)」

澄「…え、えええ…っ!!?」





【私のどこを好きなんだろう3】

※その日の帰りにて

(せ、せせ性的興奮って…っ!何かの間違いなんじゃ…っ!だって…だって…っ、私、胸もお尻もそんなに無いし…っ。あ、も、もしかして…おっぱい実際より大きく見えてるの?!そうなの?!)

「しゅ、俊くん…っ」

「ん?どした?」


「あ、あの、あのね…!私、その、…お、おっぱいそんなに大きくないの…っ!」


「ブハホッ…っっ!!!」

(千葉がおっぱいって言った…!)



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