Treasure in Paradise【Brack☆Jack2】
☆ ☆ ☆
西に行けと言われたが、その道も容易に抜けられそうになかった。
さっき手にした武器のおかげで、何とか少しづつは前に進んではいるが。
「待ち合わせの時間に間に合うかな~。だんだん自信なくなってきた」
物影に隠れ、弾奏を取り替えながらミサトは呟く。
「向こうも無事に来るといいけど」
あと少しで出口。
「あいつらなら無事に決まってんでしょ」
「あら、どうしてわかるの?」
ユイの問い掛けに、ミサトは握りこぶしで答える。
「…あたし、あいつら信じてるもん。根性で生き抜くってね」
「…立派なご推測ね」
ユイは苦笑した。
そして、再び激しい銃撃戦が始まる。
西に行けと言われたが、その道も容易に抜けられそうになかった。
さっき手にした武器のおかげで、何とか少しづつは前に進んではいるが。
「待ち合わせの時間に間に合うかな~。だんだん自信なくなってきた」
物影に隠れ、弾奏を取り替えながらミサトは呟く。
「向こうも無事に来るといいけど」
あと少しで出口。
「あいつらなら無事に決まってんでしょ」
「あら、どうしてわかるの?」
ユイの問い掛けに、ミサトは握りこぶしで答える。
「…あたし、あいつら信じてるもん。根性で生き抜くってね」
「…立派なご推測ね」
ユイは苦笑した。
そして、再び激しい銃撃戦が始まる。