Treasure in Paradise【Brack☆Jack2】
【3】
【3】
降り立ったエアポートは、相変わらず混雑していた。
何回か、この都市に来た時と同じ光景が、目の前に広がっている。
だが違うのは、今回は一人じゃないということ。
「これが、ヤキトリ屋のオヤジからもらったディスクに入ってた本部ビルの設計図をプリントアウトしたもの。そして、こっちが例の場所」
エアポートの中にある喫茶店。
3人はテーブルに向かい合って座っていた。
「プリントアウト? ディスクは?」
「処分したぜ。余計なもの持ってて、またいざこざの種になるのもバカらしいしな。この紙は覚えたら燃やす。これで証拠はなしだ」
「…なるほど」
エイジの手から紙を受け取り、ミサトはそれをじっと見つめる。
エイジは続けた。
降り立ったエアポートは、相変わらず混雑していた。
何回か、この都市に来た時と同じ光景が、目の前に広がっている。
だが違うのは、今回は一人じゃないということ。
「これが、ヤキトリ屋のオヤジからもらったディスクに入ってた本部ビルの設計図をプリントアウトしたもの。そして、こっちが例の場所」
エアポートの中にある喫茶店。
3人はテーブルに向かい合って座っていた。
「プリントアウト? ディスクは?」
「処分したぜ。余計なもの持ってて、またいざこざの種になるのもバカらしいしな。この紙は覚えたら燃やす。これで証拠はなしだ」
「…なるほど」
エイジの手から紙を受け取り、ミサトはそれをじっと見つめる。
エイジは続けた。