オレンジジュース~俺と一人の生徒~
俺は白いジャージばかり着た。
矢沢は俺を見ない。
季節は冬になっていた。
俺と矢沢の秘密を知っているひまわり達ももう姿を変えていた。
夢だったのかな。
あのキラキラした甘酸っぱいような日々は・・・
夢だったのか。
家の前に来る生徒。
俺の部屋をノックする生徒。
俺の車に手紙を貼る生徒。
いろんな生徒が俺を悩ませる。
俺に「やっぱり生徒との恋愛は無理だ」と言い聞かせるように
いろんな出来事が起こる。