大切な人
それからは
気持ちのすれ違いが続いた。
一緒にお墓参りをしたりしながら
ずっと一緒にいよう。
いつかは2人の赤ちゃんを産んで欲しい。

優しい隼人はそう言ってくれた。

でも私はダメだった。
自分のした事が許せなくて
隼人との幸せは考えられなくなってた。


また、家には帰らず
夜の街をさまようようになってた。

飲み屋に隼人が迎えに来ることもあったけど
もう一緒には居れない。
ごめん。
別れて…


自分で自分が嫌になる。
勝手な私
最低な私
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