2度目の恋


今は、私の大っ嫌いな社会のお勉強中・・・。まぁ授業中かな。

全然授業について行けない・・・。真面目に授業受けてるのにぃ~。

それに対して翔は、私の隣でずっと寝てる。

いぃなぁ~。そんなに平気で寝てて!羨ましいよぉ~。

授業の時間は、いつもは、時間がたつのは、遅いのに今日は、久々に早かった。

翔は、私がついていけてないのを、気づいたせいか

「家近いから、何なら勉強教えようか?」

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

そ、そ、それ・・・本気で言ってんの?私そんな急に言われても緊張しちゃうよ!!

そっか・・・。こう思ってるって事は、私・・・翔が好きなのかな??

でも・・・まだ好きって気持ちが良く分かんないや!!

それにしても何で急にそんな事言ってくれたんだろう・・・。

緊張する私に対して・・・翔は、『さっさと決めろよ』みたいな顔で私の方を見ている・・・。

こうなったら行くしかないかな・・・。

私は、翔に

「うん。今日の授業は、ついて行けなかったから、教えて?」

って、言ったら・・・

「しゃあない!!お前馬鹿だから教えてやるよ!!今日俺ん家集合な♪」

それも、私の家じゃなくてアンタの家かい!!

ヤバい!!緊張が半端なくなってきたぁー!!

それに対して、アンタは、またすがすがしい顔しやがって!!

私と翔は、いつも一緒に登下校をしている。

今日は、いつもよりも自分の足取りが重かった・・・。

そう思いながら、翔の家に到着してしまった・・・!!ヤバい。緊張が半端ない!!
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