マフラーと君の手と。




「ほんとか?」

「…う、うん!
ごめんごめん!!!!!
行っていいよ!!」

「すぐ戻っから。」








そう言った純を

彼女でもないあたしが
真剣に待つっておかしいかな?



なんでか
不安で仕方なかった。


あたしは
また男子のつまらない発表に


目を向けた。



< 121 / 283 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop