マフラーと君の手と。




「柚木くん…!!



梨乃…そういうことだから…。


じゃ…。」




あたしはスッと頭を下げ
柚木君のところへ向かった。


「は?!菜美!!
どういうこと??!」

梨乃が叫んでるのに
罪悪感を感じながら瞳に




「瞳!!!!
あとは頼んだ!!!!!」


と叫び柚木くんに手を引かれ
教室を出た。




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