マフラーと君の手と。

その一言が
私をもっとわからなくさせた。


それから恋はしていない。

できない。


だから次、恋が出来た時に
その人に奪って欲しい。




そんなこと思いながら
純が先に乗った電車に駆け込んだ。

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