マフラーと君の手と。
切ない雪空。
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「重い。
持ってよ!!!」
「は?なんで」
「は?はこっちのセリフじゃ!!
理由述べてるだろうが!!!!!」
「お前さ、もっと女の子らしいしゃべり方しろよ。
重いんだけど、持ってくれない?
とかさ。
ホラ、言ってみ?」
純の口角が上がる。
「絶対、いわ、言わないんだから」
「何動揺してんだよ。」
「う”…」
純はあたしのおでこを
結構強めに突いた。