流れ星☆彡
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「絢華、今日は何かあるの?」



朝からソワソワしているあたしを見て、おばあちゃんが首を傾げながら聞いてきた。



「えっ、……今日は、優太が来るの」


「優太くん?久しぶりだね」


「うん」



ここにいると、おばあちゃんに、あたしの心の不安を見られちゃいそうで、落ち着かないけれど、自分の部屋へ戻った。


入るなり、ベッドにダイブして横になった。




この家には、あたしとおばあちゃんしかいない。


どんな理由だったかわからないけれど、お母さんはシングルマザーであたしを生んだ。


でもお母さんはもともと体が弱かったから、あたしの命と引き替えに息を引き取ったらしい。


おじいちゃんもいたけれど、あたしが三才の時に亡くなった。


寂しいけれど、あたしの記憶の中にも残っていない。
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