流れ星☆彡
「絢華、返事は?」
「なんか、小学生みたい……“返事は?”って」
「似たようなもんだろ?」
ふっと笑いながらそう言う優太。
確かに、そんなとこもあるけどさ……
「……これって、優太のでしょ?」
「そうだよ」
「あたしが持っていていいの?」
「俺は、絢華に付けていてほしいんだけど。それにあと二つあるから大丈夫だよ」
「優太、ありがとう。凄く嬉しい」
手渡された、……赤のリストバンドを見る。
白の糸で“FUJIMOTO”と刺繍されている。
ほんとに、嬉しい。
でも……
「こんなの付けたら、目立っちゃうよ」
「目立たねぇと付ける意味ねぇだろ?」
「は?」
あたし、目立ちたくないって言ったのに……
「“俺の彼女だから手ぇ出すなよ”って印なんだからさ」
「……そんなことしなくても、誰も手なんか出さないよ」
「わかってねぇな。昨日もおまえ、男バスの奴らに注目されてたんだぞ」
「えっ」
「あいつらには、キツく言っといたけどな」
優太の彼女だから、面白がってるだけなんじゃないの?
「でも……」
「何?」
「……」
あの鋭い瞳を思い出すと……
付けれないよっ……
「なんか、小学生みたい……“返事は?”って」
「似たようなもんだろ?」
ふっと笑いながらそう言う優太。
確かに、そんなとこもあるけどさ……
「……これって、優太のでしょ?」
「そうだよ」
「あたしが持っていていいの?」
「俺は、絢華に付けていてほしいんだけど。それにあと二つあるから大丈夫だよ」
「優太、ありがとう。凄く嬉しい」
手渡された、……赤のリストバンドを見る。
白の糸で“FUJIMOTO”と刺繍されている。
ほんとに、嬉しい。
でも……
「こんなの付けたら、目立っちゃうよ」
「目立たねぇと付ける意味ねぇだろ?」
「は?」
あたし、目立ちたくないって言ったのに……
「“俺の彼女だから手ぇ出すなよ”って印なんだからさ」
「……そんなことしなくても、誰も手なんか出さないよ」
「わかってねぇな。昨日もおまえ、男バスの奴らに注目されてたんだぞ」
「えっ」
「あいつらには、キツく言っといたけどな」
優太の彼女だから、面白がってるだけなんじゃないの?
「でも……」
「何?」
「……」
あの鋭い瞳を思い出すと……
付けれないよっ……