流れ星☆彡
火曜と木曜は、女バスが体育館を使えない日。


だから少し早く部活が終わるんだ。


あと土曜は、優太は部活があることが多いけど、女バスはめったにない。


バイト募集の紙に“週三回より”って書いてあったから、これならできるかもって思った。


家からも近いし、夜遅くなっても大丈夫。



「面接に行く前に、一応優太にも言っておいた方がいいかなって思ったんだ」


「“一応”ってなんだよ」


「バイトしてもいい?」



優太はあたしの顔をジッと見て、小さく息を吐いた後



「絢華の中じゃ、もう決定事項なんだろ?」


「……うん」


「絢華がばあちゃんのこと好きなのも、大切にしてんのも知ってるから、俺には何も言えねぇよ」


「優太、ありがとう」



そう言って優太に抱きつくと、



「何?誘ってんの?」



そう言われて……


あっという間に唇を、熱いキスで塞がれてしまった。


その後はもう……


優太が与えてくれるキスや愛撫に……


ただ、溺れていった。
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