流れ星☆彡
バイト
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ゴールデンウィークを目前に控えた日曜日、バイトの面接を受けに行った。
面接した人は、店長とチーフ。
店長は結構年配の人……たぶんあたし達の父親世代の人だと思う。
チーフは凄く若くて、大学生でも通用しそうな感じの人。
いろいろ話をして、採用してもらえることになった。
ゴールデンウィークは、優太が部活の合宿でいないから、バイトを何日か入れてもらった。
とりあえず、少し見学してから優太のアパートへ行った。
「採用されたよ!」
「マジ?おめでとう」
「ありがとう」
「でも、すっげぇ複雑」
「何で?」
優太は隣に座るあたしの肩を抱いて、その手で髪をすくように撫でながら、
「学校だけでも心配なのに、バイト先まで俺、毎回行けねぇし」
「えっ、来なくていいよ」
「……わかってねぇだろ?」
何が?
首を傾げていると……
「自覚ねぇの?最近のおまえ、すっげぇモテてんだけど」
優太は溜め息混じりにそう言った。
ゴールデンウィークを目前に控えた日曜日、バイトの面接を受けに行った。
面接した人は、店長とチーフ。
店長は結構年配の人……たぶんあたし達の父親世代の人だと思う。
チーフは凄く若くて、大学生でも通用しそうな感じの人。
いろいろ話をして、採用してもらえることになった。
ゴールデンウィークは、優太が部活の合宿でいないから、バイトを何日か入れてもらった。
とりあえず、少し見学してから優太のアパートへ行った。
「採用されたよ!」
「マジ?おめでとう」
「ありがとう」
「でも、すっげぇ複雑」
「何で?」
優太は隣に座るあたしの肩を抱いて、その手で髪をすくように撫でながら、
「学校だけでも心配なのに、バイト先まで俺、毎回行けねぇし」
「えっ、来なくていいよ」
「……わかってねぇだろ?」
何が?
首を傾げていると……
「自覚ねぇの?最近のおまえ、すっげぇモテてんだけど」
優太は溜め息混じりにそう言った。