流れ星☆彡
昼くらいになると、物凄く混んできて、あたし一人がパニくっていた。


少し落ち着いた頃、



「あんなにパニくらなくていいのよ。でも、見てるほうは可愛いなって思ってたけどね」


「す、すみません!」


「ふふ、いいのよ、絢華ちゃんって今いくつ?」


「15才です」


「えっ!?15才!?」



佳菜子さんがこれでもかってくらいに目を見開いて、驚きの声をあげた。


何でそんなに驚くの?


バイトするのに、高校生はダメっていう年齢制限はないよね?


なんて思っていると……



「もっと上かと思ってた。18とか19とか……」



そんなに上に見えるんだ。


でも、優太と同じくらいに見えるってことでしょ。


なんか、嬉しいな。



「あたし高一ですよ。ピッチピチの女子高生です。佳菜子さんはいくつですか?」


「私に聞いちゃう?」


「はい」


「私は絢華ちゃんの倍くらいかな」



倍……って、えっ!?


単純計算で30才?


25才くらいだと思ってた。



「もっと若く見えるっ」


「そう?これでも5才と3才の子供がいるのよ」


「そうなんですか?」



5才と3才か……


可愛いだろうな。
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