流れ星☆彡
.


「あー、疲れたぁー!」



自分の部屋のベッドに大の字で横になる。


体力には自信があったのにな。


やっぱり気疲れかな。


ほんとに疲れた―――……







♪♪♪~


「…ん…」



電話?


眠い……


いつのまにか眠っていたらしく、少しずつ意識が戻っていく。


あ、この着信音……



「…もし…もし…」


“絢華?”


「…ん…」


“なんだよ、寝呆けてんの?”


「……眠いよ、優太」



かなり疲れているらしく、体が少し重く感じる。


目も開かない……



“バイト、どうだった?”


「んー、なんか、……慣れないことしたから、……疲れちゃった。……眠い……」


“めずらしいな、そんなに疲れるなんて”


「優太、早く帰ってきてぎゅってしてね」


“……やべぇ、……絢華、電話で、んなこと言うな。すっげぇ会いたくなったじゃん”


「あたしも、会いたい」


“あと三日も会えねぇ”



あと三日……


まだそんなにあるんだ。


そう思ったら、今の優太に凄く会いたくなった。


そして……


ちょっとしたお願いをしてみる。



「優太の写メ送って?」


“は?…んな恥ずかしいことできるかよ”


「……」



やっぱり、そうだよね。


恥ずかしいに決まってるよね。


どこかで諦めて、無意識に溜め息を漏らした時……



“じゃあ絢華も送れよ?”
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