流れ星☆彡
おばあちゃんが『今の絢華なら、もうこの柄でも着れるわね』と言って着付けてくれた。
いつも子供扱いだったから、ようやく大人への階段を上がり始めたんだと思ったら、凄く嬉しくなった。
「ありがとう。おばあちゃんに着付けてもらったんだ」
手をつないで、屋台が出ている神社へ向かう。
周りには浴衣を着た女の子がいっぱいいた。
優太は背が高いから凄く目立つし、見られたら見られたで、その容姿に女の子の視線は釘づけになるし……
“あたしの優太だから見ないで”って言いたくなった。
こんな独占欲はみっともないよね。
「絢華、俺の手、ぜってぇに離すなよ?こんなとこではぐれたら、わかんなくなる」
「うん」
そう言って、優太の手を握るあたしの手にぎゅっと力をこめた。
いろんな屋台を眺めながら、焼そばとたこ焼きを買って、境内の石段に腰掛けて食べた。
近くのベンチや他の石段にも、カップルがいっぱいいた。
優太と一緒にいられるだけで、楽しいし幸せ。
「もう少し歩くか?」
「うん。あ、あたし、綿菓子を食べたい!」
いつも子供扱いだったから、ようやく大人への階段を上がり始めたんだと思ったら、凄く嬉しくなった。
「ありがとう。おばあちゃんに着付けてもらったんだ」
手をつないで、屋台が出ている神社へ向かう。
周りには浴衣を着た女の子がいっぱいいた。
優太は背が高いから凄く目立つし、見られたら見られたで、その容姿に女の子の視線は釘づけになるし……
“あたしの優太だから見ないで”って言いたくなった。
こんな独占欲はみっともないよね。
「絢華、俺の手、ぜってぇに離すなよ?こんなとこではぐれたら、わかんなくなる」
「うん」
そう言って、優太の手を握るあたしの手にぎゅっと力をこめた。
いろんな屋台を眺めながら、焼そばとたこ焼きを買って、境内の石段に腰掛けて食べた。
近くのベンチや他の石段にも、カップルがいっぱいいた。
優太と一緒にいられるだけで、楽しいし幸せ。
「もう少し歩くか?」
「うん。あ、あたし、綿菓子を食べたい!」