流れ星☆彡
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「絢華、お誕生日おめでとー!」
「ありがとう、紗羽。でもまさか、二日違いだとは思わなかったね」
紗羽の誕生日が9月22日で、あたしが24日。
あまりに近くてびっくりしたんだよね。
間の23日がちょうど祝日だから、二人でお祝いしようってことになって、昨日最近オープンしたばかりの水族館へ行ってきたんだ。
帰りぎわにお揃いのストラップを買って、その場で携帯に付けて帰ってきた。
「今日は優太さんとお祝いなんでしょ?どこに行くの?」
「わかんない。……なんか考えてくれているみたいだけど」
「ふふ、そうなんだ。うらやましいなぁ」
「……」
「絢華?」
「あたし、ハードル上げちゃったから、優太が困ってるかも」
「ハードル?」
「うん」
あんなこと言わなければ良かった。
『リベンジ、……凄いの期待しとくから』
ほんとは『凄いの』じゃなくていいんだ。
ただ一緒に過ごせるだけでいいのに……
傍にいてくれるだけでいいのに……
なんであんなことを言っちゃったんだろう。
「絢華、お誕生日おめでとー!」
「ありがとう、紗羽。でもまさか、二日違いだとは思わなかったね」
紗羽の誕生日が9月22日で、あたしが24日。
あまりに近くてびっくりしたんだよね。
間の23日がちょうど祝日だから、二人でお祝いしようってことになって、昨日最近オープンしたばかりの水族館へ行ってきたんだ。
帰りぎわにお揃いのストラップを買って、その場で携帯に付けて帰ってきた。
「今日は優太さんとお祝いなんでしょ?どこに行くの?」
「わかんない。……なんか考えてくれているみたいだけど」
「ふふ、そうなんだ。うらやましいなぁ」
「……」
「絢華?」
「あたし、ハードル上げちゃったから、優太が困ってるかも」
「ハードル?」
「うん」
あんなこと言わなければ良かった。
『リベンジ、……凄いの期待しとくから』
ほんとは『凄いの』じゃなくていいんだ。
ただ一緒に過ごせるだけでいいのに……
傍にいてくれるだけでいいのに……
なんであんなことを言っちゃったんだろう。