流れ星☆彡
「優太、何に乗るの?」
「次はあれ」
この遊園地には、ジェットコースターが二種類あって、子供でも乗れそうな小さめのものと、クルクル回転する激しいもの。
優太が指差したものは、小さい方だけど……
「優太、乗れるの?」
「あっ今、ちょっとバカにしたな?」
「だって、……優太に勝てるものがあるなんて嬉しいんだもん!」
「一つだけ譲ってやったんだよ」
口を尖らせながら言う優太が、どうしようもなく愛しい。
「ふふ、そういうことにしておくよ」
ジェットコースターに乗って、ゆっくり坂をあがり始めたら……
「この上がってる時が、一番キツい。胸が痛ぇー」
「そう?あたしはこの時が一番どきどきわくわくするよ」
「絢華、すげぇわ」
「ふふ、優太、手ぇ繋ごう?」
「そうだな」
そう言って握ってくれた手は凄くあったかくて、胸がきゅんとした。
「優太、なんか付いてる」
「ん?どこ?」
「こっち来て」
「次はあれ」
この遊園地には、ジェットコースターが二種類あって、子供でも乗れそうな小さめのものと、クルクル回転する激しいもの。
優太が指差したものは、小さい方だけど……
「優太、乗れるの?」
「あっ今、ちょっとバカにしたな?」
「だって、……優太に勝てるものがあるなんて嬉しいんだもん!」
「一つだけ譲ってやったんだよ」
口を尖らせながら言う優太が、どうしようもなく愛しい。
「ふふ、そういうことにしておくよ」
ジェットコースターに乗って、ゆっくり坂をあがり始めたら……
「この上がってる時が、一番キツい。胸が痛ぇー」
「そう?あたしはこの時が一番どきどきわくわくするよ」
「絢華、すげぇわ」
「ふふ、優太、手ぇ繋ごう?」
「そうだな」
そう言って握ってくれた手は凄くあったかくて、胸がきゅんとした。
「優太、なんか付いてる」
「ん?どこ?」
「こっち来て」