流れ星☆彡
「てか、絢華ちゃん」



久美ちゃんが突然ヒソヒソ話を始めた。



「え、何?」


「いろいろ聞きたいことが……」


「ん?」


「絢華ちゃんの初エッチはいつ?」


「えっ!?な、な、なに言ってんの!?」



予想もしていなかったことに、顔がかぁぁって熱くなる。



「いや、真剣な話なんだよね」



真剣な話?



「あたし達付き合って三ヶ月なんだけどさ。その辺ってどうすればいいものかと」


「……」



きっと久美ちゃんは真剣に悩んでいるんだ。


でも、あたしに聞かれても困るよ。



「絢華ちゃんはいつだった?」


「……付き合い始めて二年弱かな。彼氏が高二であたしが中三の時だった」


「付き合って二年近くなかったってこと?」


「うん、まあ」



この辺のことはあんまり話したくないな。



「大切にされてたんだね」


「うん」


「今は?」


「今?」


「どのくらいのペースでするものなの?」


「えっ」



こういうことを話すのは慣れなくて、頬がまた熱を持ち始める。



「絢華ちゃん、真っ赤だよ。かわいー」


「ご、ごめん、あたしこういう話は……」


「そうなの?聞きたかったのにな」
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