流れ星☆彡
「あたし、お腹すいたから、食べる物を買いに行きたい」
気付かないふりをして話すけれど……
優太は何も言わなくて……
思わず溜め息がこぼれた。
あたしの方が怒りたいのに……
「あたしといたくない?」
「そんなわけねぇだろ?」
「だったら、話し掛けてるんだから、答えてよ」
「……」
「……やっぱり今日は紗羽と回るよ」
これ以上気まずくなりたくない。
だから、ポケットから携帯を取り出して、紗羽の名前を表示させると……
その携帯を優太が、あたしの手からサッと抜き取った。
「何食う?」
あ、普通に戻った。
「何でもいい」
その辺をブラブラと歩きながら、焼そばやクレープを買っていつものように旧校舎の屋上へ行った。
「午前中はどこを見て回ったの?」
何もなかったように、できるだけ明るく振る舞った。
「太一と健吾と哲でお化け屋敷とか、占いとか、くだんねぇとこばっか行ってた」
「占い?何を占ってもらったの?」
「あーいうのって、みんな恋愛運なんだよな。俺は絢華がいるからいいって言ったんだけどさ」
「ふふ、そうなんだ」
気付かないふりをして話すけれど……
優太は何も言わなくて……
思わず溜め息がこぼれた。
あたしの方が怒りたいのに……
「あたしといたくない?」
「そんなわけねぇだろ?」
「だったら、話し掛けてるんだから、答えてよ」
「……」
「……やっぱり今日は紗羽と回るよ」
これ以上気まずくなりたくない。
だから、ポケットから携帯を取り出して、紗羽の名前を表示させると……
その携帯を優太が、あたしの手からサッと抜き取った。
「何食う?」
あ、普通に戻った。
「何でもいい」
その辺をブラブラと歩きながら、焼そばやクレープを買っていつものように旧校舎の屋上へ行った。
「午前中はどこを見て回ったの?」
何もなかったように、できるだけ明るく振る舞った。
「太一と健吾と哲でお化け屋敷とか、占いとか、くだんねぇとこばっか行ってた」
「占い?何を占ってもらったの?」
「あーいうのって、みんな恋愛運なんだよな。俺は絢華がいるからいいって言ったんだけどさ」
「ふふ、そうなんだ」