流れ星☆彡
いつも優太と紗羽の三人でいることが多かったから、紗羽は優太があたしに甘い言葉を投げるのをよく聞いていた。



「そうなの?」



久美は興味津々。



「あたしがいるところであれだけ甘いんだから、二人になったらもっと凄いんだろうね」


「どんなんだったのよ!?てか、何であたしも呼んでくんなかったの!?」


「あはは、久美、必死すぎ」


「だって、あんなイケメンに甘い言葉言われたら、コロッといっちゃうでしょ?紗羽は惚れたりしなかったの?」



えっ!?



「しないわよ。優太さんは絢華しか見てないんだもん。時々あたしがいることも忘れちゃってたこともあったと思うよ」


「そうなんだ」


「そういえば、絢華も一度あたしの存在を忘れて、優太さんにキスしたことあったよね?」


「えっ!?マジッ!?」


「あの時は自分のことで精一杯だったもん」


「ふふ、そうだったね」
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