流れ星☆彡
「なあ絢華、俺らってさ、親いねぇじゃん?」



えっ、突然、何?


何を言うんだろうと思いながらも、コクンと頷く。



「俺は壊れた家族しか知らねぇ。本物の家族ってどんなものかわかんねぇ。だからさ、絢華と一緒に手探りしながら、家族というものを作っていきたい」



優太……



「絢華、……一緒にあったかい家庭を築こうな。……一緒に幸せになろうな」


「うん」



涙がポロポロと溢れてきた。


優太はそんなあたしの涙を、唇で掬っていく。



「優太、……愛してる」


「俺も、絢華のこと、すっげぇ愛してるよ」



そう言って……


優太の熱いキスが降ってきた。




お互いの想いが溢れすぎて……


結局、朝まで愛し合った。
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