流れ星☆彡
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六月にもなれば、日がのぼるのも結構早くて、空気が気持ちいいなぁって思いながらアパートへ帰った。
鍵を開けて中に入ると……
うっ……
やっぱり、お酒臭い。
帰ってきてからも飲んだんだろうな。
昨夜は、この間優太が言っていた、バスケ部の集まりがあったから、あたしはおばあちゃんのところに泊まった。
朝食を作ろうと早めに帰ってきたんだけど……
空気の入れ替えをしたい。
そーっとドアを開けて、カーテンは開けずに窓を開ける。
三人とも、空き缶やおつまみの袋が転がったリビングで、ゴロンと横になっていたから、タオルケットを出してきて掛けた。
キッチンに戻って、朝食の準備をしていると……
「絢華、おはよ」
「あ、おはよう、優太」
「帰ってきたの、全然気が付かなかった」
「ふふ、みんなグッスリだもんね」
「絢華」
「ん?」
優太を見上げると……
チュッと触れるだけのキス。
「なんか、お酒くさい。相当飲んだ?」
「はは、そうかも」
「このにおいだけでも酔っちゃいそう」
「絢華、弱ぇからな」
優太の前で何度も潰れてるからね。
「でも、さすがににおいとか、キスしただけじゃ酔わないよね?」
「じゃあ、……試してみる?」
そう言って、あたしの返事も聞かずに、
優太の綺麗な指で、顎を上に向けられ……
押しつけるようなキスをしてきた。
「…んッ…」
だんだん深くなるキス……
顎にあった優太の指は、いつのまにか後頭部に回っていて、反対の手で腰をグイッと引き寄せられた。
六月にもなれば、日がのぼるのも結構早くて、空気が気持ちいいなぁって思いながらアパートへ帰った。
鍵を開けて中に入ると……
うっ……
やっぱり、お酒臭い。
帰ってきてからも飲んだんだろうな。
昨夜は、この間優太が言っていた、バスケ部の集まりがあったから、あたしはおばあちゃんのところに泊まった。
朝食を作ろうと早めに帰ってきたんだけど……
空気の入れ替えをしたい。
そーっとドアを開けて、カーテンは開けずに窓を開ける。
三人とも、空き缶やおつまみの袋が転がったリビングで、ゴロンと横になっていたから、タオルケットを出してきて掛けた。
キッチンに戻って、朝食の準備をしていると……
「絢華、おはよ」
「あ、おはよう、優太」
「帰ってきたの、全然気が付かなかった」
「ふふ、みんなグッスリだもんね」
「絢華」
「ん?」
優太を見上げると……
チュッと触れるだけのキス。
「なんか、お酒くさい。相当飲んだ?」
「はは、そうかも」
「このにおいだけでも酔っちゃいそう」
「絢華、弱ぇからな」
優太の前で何度も潰れてるからね。
「でも、さすがににおいとか、キスしただけじゃ酔わないよね?」
「じゃあ、……試してみる?」
そう言って、あたしの返事も聞かずに、
優太の綺麗な指で、顎を上に向けられ……
押しつけるようなキスをしてきた。
「…んッ…」
だんだん深くなるキス……
顎にあった優太の指は、いつのまにか後頭部に回っていて、反対の手で腰をグイッと引き寄せられた。