流れ星☆彡
優太がイライラしてきそうな予感がしたから、笑みを浮かべながら口を開いた。
「赤ちゃんができたの」
「……」
目を見開いて固まる優太。
「優太?」
「……マジ、で?」
「うん、六週目だって」
そう言ったとたん、優太は満面の笑みを浮かべながら
「よっしゃー!」
と言って、ガッツポーズをした。
そんな姿に、胸がきゅんと締め付けられた。
喜んでくれるとは思っていたけれど、こんなに大げさなほどのリアクションが返ってくるとは思わなかったから。
「で?」
「“で?”って何?」
「男だった?女だった?」
はぁ!?
「……わかるわけないじゃん。まだ五ミリの小さい赤ちゃんなんだよ?」
「五ミリ?……米粒じゃん」
「ふふ、米粒?」
たとえが優太らしい。
「最近胃がムカムカするって言ってたじゃない?」
「そうだったな。まだムカムカすんのか?」
優太が心配そうにあたしの顔を覗き込む。
その仕草にまた胸がきゅんとする。
「つわりなんだって。これからもっとひどくなる可能性があるらしいよ」
「赤ちゃんができたの」
「……」
目を見開いて固まる優太。
「優太?」
「……マジ、で?」
「うん、六週目だって」
そう言ったとたん、優太は満面の笑みを浮かべながら
「よっしゃー!」
と言って、ガッツポーズをした。
そんな姿に、胸がきゅんと締め付けられた。
喜んでくれるとは思っていたけれど、こんなに大げさなほどのリアクションが返ってくるとは思わなかったから。
「で?」
「“で?”って何?」
「男だった?女だった?」
はぁ!?
「……わかるわけないじゃん。まだ五ミリの小さい赤ちゃんなんだよ?」
「五ミリ?……米粒じゃん」
「ふふ、米粒?」
たとえが優太らしい。
「最近胃がムカムカするって言ってたじゃない?」
「そうだったな。まだムカムカすんのか?」
優太が心配そうにあたしの顔を覗き込む。
その仕草にまた胸がきゅんとする。
「つわりなんだって。これからもっとひどくなる可能性があるらしいよ」