流れ星☆彡
誕生
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年が明けて、おばあちゃんが亡くなってから二ヵ月が過ぎた。
赤ちゃんは今八ヶ月で、お腹もだいぶ大きくなってきた。
ファミレスは、今月いっぱいで産休に入る。
無理しないようにやっているから、結構遅刻、早退、欠勤を繰り返していて、凄く不真面目な社員になっている。
みんな優しいから、それを受け入れてくれてるんだけど……
甘やかされてるなぁって思う。
でもやっぱりありがたい。
そして、今日は赤ちゃんの検診。
おばあちゃんが亡くなってからは、優太が検診についてきてくれるようになった。
ほんとに心配性。
でも、おばあちゃんが亡くなったことで、気持ちが不安定になっているのは確かで……
だから、ほんとは凄く嬉しかったりする。
待合室で待っている間も、ずっと手を繋いでいてくれる。
「藤本さん、藤本絢華さん」
「あ、はい」
「とりあえず一人で入ってね。ご主人はあとでお呼びしますね」
看護師さんにそう言われて、あたしだけ診察室に入った。
内診をすませて、超音波検査を始めると、優太も診察室に入ってきた。
年が明けて、おばあちゃんが亡くなってから二ヵ月が過ぎた。
赤ちゃんは今八ヶ月で、お腹もだいぶ大きくなってきた。
ファミレスは、今月いっぱいで産休に入る。
無理しないようにやっているから、結構遅刻、早退、欠勤を繰り返していて、凄く不真面目な社員になっている。
みんな優しいから、それを受け入れてくれてるんだけど……
甘やかされてるなぁって思う。
でもやっぱりありがたい。
そして、今日は赤ちゃんの検診。
おばあちゃんが亡くなってからは、優太が検診についてきてくれるようになった。
ほんとに心配性。
でも、おばあちゃんが亡くなったことで、気持ちが不安定になっているのは確かで……
だから、ほんとは凄く嬉しかったりする。
待合室で待っている間も、ずっと手を繋いでいてくれる。
「藤本さん、藤本絢華さん」
「あ、はい」
「とりあえず一人で入ってね。ご主人はあとでお呼びしますね」
看護師さんにそう言われて、あたしだけ診察室に入った。
内診をすませて、超音波検査を始めると、優太も診察室に入ってきた。