流れ星☆彡
優太は大きな右手で蒼太の目を覆うと、左手であたしを引き寄せ“チュッ”とキスをしてきた。


触れるだけのキスなのに、物凄く心があったかくなった。



「蒼太に、やきもち妬いたの」



と、ボソッと言えば



「なんだよ、そんなことかよ」



と言って、優太はあたしの首の後ろに腕を回して、グイッと引き寄せた。



「俺はいつでも絢華が一番だからな」



そう言ってまた……キスをした。


そんな優太に、あたしは今日もどきどきしっぱなし。



そして、今日は“家事は休みな”って言ってくれて、夜はファミレスで食事をした。


蒼太がいるから、静かな雰囲気のところには行けないし、結局外食は毎回ファミレス。


ファミレスといえば、職場復帰は蒼太が一才になった時にすることにした。


だから今は育児休暇中。


休みの日だったから、佳菜子さんはいなかったけど、店長には久々に会った。



「蒼太くん、大きくなったな!」


「ふふ、そうですか?もう半年経つんですよ」


「そんなになるのか。子供の成長って早いな」



なんて、目を見開いてビックリしてる。
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