流れ星☆彡
いつもはこんなこと聞かずに、不意打ちでキスしてきたり、何となくそういう雰囲気になってキスってことばかりだから……


改めて聞かれると、何か企んでいるのかもと思ってしまう。



「絢華もようやく俺のことがわかってきた?」


「そりゃあ、六年半も一緒にいればね」



てか、優太は何を企んでるの?


気になるじゃん!



「あはは、別に何もねぇよ。あまりに可愛い顔して頭揺らしてるから、いつもと違うことをしたくなっただけ」



頭揺らすって……ウトウトしてたこと?



「絢華は今日から20歳だな。今から飲むか?」


「えっ!?」


「20歳になった日は飲んどかねぇと」


「あたし、すぐ寝ちゃうよ?」


「はは、わかってるよ」



また朝起きたら、素っ裸ってことはないよね?



「絢華は何飲む?」


「え、何でもいいよ」


「じゃあ、酎ハイでいい?」


「うん」



優太が飲み物もおつまみもすべて、リビングのローテーブルに並べてくれた。
< 304 / 404 >

この作品をシェア

pagetop