流れ星☆彡
やっぱり……
「母乳はあげてるの?」
「はい」
ほとんどあげてないんだけど、あまりにぐずった時だけたまにあげてる。
「お腹の赤ちゃんのために、できれば母乳はやめたほうがいいわね」
「わかりました」
病院の帰り、蒼太が座ってるベビーカーを押しながら、蒼太を身籠った時のように、また一人でニヤけてしまった。
いつもは疲れと体調の悪さで、食事の準備も溜め息を吐きながらやるのに……
今日は赤ちゃんができたってだけで、気分が凄く良くて、張り切って夕食を作った。
案の定、帰ってきた優太に
「なんかあったのか?それとも今日は体調がいいのか?」
なんて聞かれて……
「ふふ、赤ちゃんができたって言われた」
「マジで!?」
「うん」
「やったな、蒼太、お兄ちゃんだぞ?」
「マン……」
「“マン”?」
優太は蒼太が言ったことに首を傾げてる。
蒼太は最近、“まんま”とか“ねんね”とか言うようになった。
ただわかって言ってるかは、疑問なんだけど。
この“マン”はたぶん“早くまんまを食べたい”の“マン”だと思う。
「母乳はあげてるの?」
「はい」
ほとんどあげてないんだけど、あまりにぐずった時だけたまにあげてる。
「お腹の赤ちゃんのために、できれば母乳はやめたほうがいいわね」
「わかりました」
病院の帰り、蒼太が座ってるベビーカーを押しながら、蒼太を身籠った時のように、また一人でニヤけてしまった。
いつもは疲れと体調の悪さで、食事の準備も溜め息を吐きながらやるのに……
今日は赤ちゃんができたってだけで、気分が凄く良くて、張り切って夕食を作った。
案の定、帰ってきた優太に
「なんかあったのか?それとも今日は体調がいいのか?」
なんて聞かれて……
「ふふ、赤ちゃんができたって言われた」
「マジで!?」
「うん」
「やったな、蒼太、お兄ちゃんだぞ?」
「マン……」
「“マン”?」
優太は蒼太が言ったことに首を傾げてる。
蒼太は最近、“まんま”とか“ねんね”とか言うようになった。
ただわかって言ってるかは、疑問なんだけど。
この“マン”はたぶん“早くまんまを食べたい”の“マン”だと思う。